おうちこもり子のドラマ・映画評

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ドラマ「初めて恋をした日に読む話」最終話 あらすじ&感想(ネタバレあり)

1月から沢山のときめきをくれた「はじこい」、ついに終わってしまいました‥‥。

なんだろう、8話・9話あたりではモヤモヤしたりもしたんだけど、

最終的には、やっぱりすごくハッピーな気持ちになれたし、皆笑顔な未来が想像できる終わり方だったので、

「ほんと良いドラマだったな!!」という、スッキリした気持ちです(○´v`○)

 

重要なイベントが盛りだくさんな最終話でしたが、まずはあらすじから~!

 

♡♡ネタバレ注意♡♡

 

匡平の東大二次試験1日目の朝、バイクにはねられた順子だが、命に別状はなかった。

雅志は大事なレセプションの仕事を蹴って病院に駆け付けたため、ロシア行きの話はなくなり、プロジェクトからも外され、部署異動の可能性も出てきてしまう。

 

匡平はどうにか2日間にわたる2次試験を終え、順子のもとに駆け付けようとする。

しかし、ちょうど病院の前に着いた時、雅志から「今、順の意識が戻った。元気だから安心して」とのメッセージを受け取り、

順子より受験を選んだ自分への後ろめたさから、会わないまま帰ってしまう。

 

順子は、事故に遭い、「死ぬかも」と思った瞬間に頭に浮かんだのが匡平であったことから、匡平への思いを自覚する。

しかし、匡平が自分を好きなのは、入試という危機を前にしての吊り橋効果のようなものだと考え、自分の思いに蓋をするのだった。

 

順子が退院し、迎えた国公立の合格発表日。

山王ゼミナールで待機する順子のもとに、エトミカがやってくる。京大は不合格だったが、センター利用で早稲田に行くことにしたというエトミカを祝福する順子。

その後も、合格した生徒たちが続々と報告に来るが、匡平の姿はない。

駄目だったのか‥‥と落ち込みながら帰路につく順子のもとへ、匡平がやってくる。

「俺、東大に合格した!」と、笑顔で報告する匡平。

順子も匡平を心から祝福し、合格を喜び合う。

 

順子が雅志からプロポーズを受けたことを知っている匡平は、

「結婚なんかするな。しないでくれ」と、真剣な表情で順子に伝える。

しかし順子は、「先生と生徒の関係やから燃えるんですよ。そこをわからせるんが大人!」という、同僚の勅使河原の言葉を思い出し、ここで匡平とさよならすべきだと決心する。

そして、「雅志となら、幸せになれるかなと思ったの。…だから、ごめん」と、匡平の告白を断り、

「バイバイ、ゆりゆり」と、匡平のもとを去っていくのだった…。

 

2019年4月。順子は契約社員から、正規の山王ゼミナール社員となり、変わらず塾講師を続けていた。

匡平は大学に入り、講義室では「どのサークルに入るの?」などと女子学生からも声をかけられるものの、つまらなさそうな表情。

するとある夜、山下から電話が入り、順子と雅志が結婚するというのは嘘だということを教えられる。

居てもたってもいられなくなった匡平は、山王ゼミナールに駆け込み、一人残業していた順子と再会する。

「俺のこと、好きか?はいかいいえで。はぐらかすな。嘘もつくな」と迫る匡平に、順子は「はい」と答えるが、「付き合うことは出来ない」と告げる。

5年後、10年後に振られたら、東大に落ちた時よりももっと落ちる。傷つくから…と。

匡平は、「若いからって、傷つかない訳じゃないよ」「春見とずっと一緒にいたいのに…駄目なんだね。これから先、ずっとそう思って生きていかなきゃいけないんだ」と涙を零し、一度順子を抱きしめて、「さよなら、春見先生」と去っていくのだった‥‥。

 

仕事と新しい趣味=スプーン曲げに励んでいるものの、匡平に出会う前の、不健康な笑顔に戻ってしまった順子。

そんななか、たまたま同じタイミングで順子の見舞いに訪れ、お互いの正体を知った西大井と美和が婚約することになった。お好み焼き屋「ハングリージャングル」で婚約パーティーが開かれることになり、順子、もんちゃん、雅志、塾長、牧瀬、マイヤンたちメンバーが集まるが、そこに匡平の姿はない。

落ち込んだ様子を見せる順子に、美和が「何があったのか、白状しなさい」と迫り、事の次第を話す順子。

「大人として、常識的に考えたら、誰だって…」と語る順子に、塾長は「普通ですね‥‥。きわめて普通です。春見先生は、普通の大人じゃないと思ってたんですけどねぇ」とバッサリ。

重ねて山下が、「由利、前に言ってたぞ。変な大人になりたいって」と告げる。

そこで順子は、塾で再会した際、「将来、どんな大人になりたいの?」と尋ねた時に匡平がこぼした「覚えてないの…?」という言葉の意味に思い至る。

「私、また解答間違えた。0点だー!」と気付いた順子は、ある日、ピンクの服をまとって東大に乗り込み、匡平のいる講義室へと向かう。

そこで、「ゆりゆりが卒業する頃、私アラフォーだよ?」「本当に私でいいの?」と匡平に確認する。

匡平は笑って、「春見がいい。春見じゃないとだめだ。何回言わせんだよ」と言い、順子を抱き寄せ、キスをするのだった。

 

♡♡

 

本当に、本当に、ゆりゆりとのハッピーエンドで良かった‥‥(○´v`○)
ほんとにね、塾で「さよなら、春見先生」の時にback numberのHAPPY BIRTHDAYが流れ出した時は、「え‥‥まさか‥‥?まさかこれで終わり‥‥!?」と戦慄しましたけどね‥‥時間もけっこう経ってたし。笑
常々、「これでゆりゆりとのハッピーエンドじゃなかったら暴動が起きる」と思っていたのですが、最終的にめっちゃハッピーな終わり方をしてくれたので良かったです!!

この最終回は、ゆりゆりと順子だけじゃなくて、どのキャラクターも良さをその魅力を存分に発揮しての最終回だったな~と感じます。

ゆりゆりと順子に関する感想は最後に書くとして、その他のキャラについてまず書きたい。

 

まずは雅志。

もうね、どこまで良い奴なんだよ‥‥。順子の退院前、病院の屋上みたいなとこで順子に振られたシーンの雅志にはホント泣いた。

「良かった。初めて好きになったのが順子で」「順子の言う、ときめくってやつ?し放題で、超幸せだった。羨ましいだろ?」って‥‥(ノД`)・゜
それでいて、順子が「雅志と結婚する」って嘘ついて、匡平を突き放そうとしたと知った時には、
「俺にも、由利くんにも、順子にも、失礼なんじゃないのか」って、本気で怒るんですよね。

でも婚約パーティーで順子と会ったら、ちゃんと気まずくないように接してるしさ‥‥

本当に誠実で良い奴だよ‥‥左遷されちゃったのかどうかはわからなかったけど、どうか挽回して、西大井と一緒にこれからも頑張ってほしい!

そして山下先生。

順子争奪戦からはすでに離脱しちゃってたけど、ゆりゆりを応援して、順子と雅志が結婚するっていうのは嘘だってことも、山下先生がちゃんと伝えてあげるんですよね。
ゆりゆりが「本当に良い先生だな」って言ってたけど、ホントそうだよ‥‥教師という職業は辞めても、ゆりゆりにとってはずっと、助けてくれた恩師の先生なんだと思うな。

8話では、教師という職まで辞めて犠牲になるなんて…と、複雑な思いになりましたが、意外と政治の世界も向いているようだったので、結果オーライかな。笑

ただ、元嫁問題はまだ残っていたんだな!!これでもし元嫁が結婚認めなかったらどうするの!?地盤継げないじゃん!!って、ちょっと心配になりましたが。笑

メガネにビシッとスーツの山下先生、カッコよくて眼福でした。

あと、西大井と美和は、ドラマ全体を通してすごく良い役割を果たしてくれたな~と思う。

今回も、ゆりゆりと順子がすれ違いを続けたり、雅志が順子に振られたりと、シリアスな展開が続くなか、

西大井と美和のくだりで明るくなれたし、最終的には二人の婚約パーティーがあったからこそ事態が進展したんだもんね。

雅志に財布をねだるという意味で(笑)似た者同士の二人だから、きっと仲良くやっていくのでしょう。

そして、恋愛模様に目が行きがちで忘れがちだけど、

順子、お母さんとも和解できてよかったね‥‥。

「お母さんの子育ては成功したよ。私、今幸せだもん」と言われた時の、檀ふみさんの演技よ‥‥(ノД`)・゜・ ここもグッときた。あと、物陰で涙をこらえる石丸謙二郎さんの演技も最高でした!!

トミカも、早稲田合格おめでとう。
最後、「春見先生とどうするの?」ってゆりゆりに聞いた時のエトミカは、すごく大人だった。
確かに、ゆりゆりが卒業するとき、順子は38‥‥結婚はどうするの?子どもが欲しくなったら?って、トキめきながらも視聴者が気になってたことを、エトミカが代弁してくれたよね。

一人の女性として、現実的な目線で二人の幸せを考えるエトミカは大人だな~と思った。3話から大成長したね!!笑

きっと、ゆりゆりに恋したことが、エトミカを人間的にも成長させたんだろうな。木佐くんと仲良く幸せになってほしい。

‥‥っていうか、エトミカは早稲田っていうより慶應なイメージだけどな。笑 あえて早稲田なのがまた良し。笑

マイヤンたちの進路は特に描かれなかったけど気になるな~!全然想像がつかない。エンドーは服飾系とか行っててほしいけど。笑(おしゃれだから)

‥‥そしてそして、ゆりゆりと順子。

ゆりゆりは、東大合格の報告の時と、結婚話が嘘だと判明した時の2回、順子にフラレているけれど、2回目のほうがツラかったんじゃないかな。
1回目だって辛いけど、相手は自分もお世話になった雅志だし、順子が結婚して幸せになるなら‥‥ってまだ思えただろうけど、

2回目は、「ゆりゆりのことは好き。でも付き合えない」って、一番つらいよね‥‥。

 

このシーンでの横浜流星さんの演技、ほんと最高だった。

目を髪と同じくらいなピンク色にしながら泣いてて、本気でゆりゆりが悲しんでるのが伝わってきた。

そして、「春見をずっと好きで、ずっと一緒にいたいのに、駄目なんだね‥‥この先、ずっとそう思って生きていかなきゃいけないんだ?」って言った時の、ちょっとすねた感じも心震わされた‥‥泣

 

なんだろうな、私はドラマを見始めて、ハマっていく中で、

「ゆりゆりエンドになってほしい、でも先生と生徒の関係じゃなくなっても一緒にいる二人がイメージしづらい」って思ってたんですけど、

最終話を見て、「なんか、大丈夫だな。この2人はこんな感じで、ずっと一緒にいるんだろうな」って、すんなりイメージすることが出来たというか、

「男と女」としてのゆりゆりと順子の組み合わせに、スッキリ納得できた。

それは、ゆりゆりが「生徒」から「男性」になっていく過程を、

順子が「教師」から「女性」になっていく過程を、

横浜流星さん・深田恭子さんが、それぞれ丁寧に演じてくれたからだと思う。

最後には、二人の幸せな未来が、自然にイメージできた。

 

いつ結婚するの?ゆりゆりが学生のうちに?子どもが欲しくなったら?とか、

年齢差ゆえに、色々問題に直面することはあるだろうけど、

ゆりゆりならきっと、どんな問題にも立ち向かって解決して、順子を幸せにしてくれるでしょう。

ゆりゆりも順子も、他の皆も、みんな幸せになってくれ~~!!笑

 

‥‥あ~~、しかし、まだ終わっちゃったって実感がわかないんだ‥‥まだ来週の火曜10時もテレビの前に座ってしまいそうな自分がいる‥‥笑

 

 

はじこいロス、ゆりゆりロスの人はたくさんいると思うから、続編とか映画とか、なんか展開ないかな~‥‥と期待してしまう。

 

とりあえず、ブルーレイは絶対買う!

 

このドラマを通して、「大人」って何なのかとか、色々考えることが出来たし、元気も勇気もたくさんもらった。

3か月間?たくさんのときめきをくれて、本当にありがとうございましたと、ドラマをつくってくれた方々に伝えたい!
そしていつかまた、ゆりゆりと順子に会いたい!!

 

読んでくださってありがとうございました!( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎