おうちこもり子のドラマ・映画評

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ドラマ「初めて恋をした日に読む話」第9話あらすじ&感想(ネタバレあり)

はじ恋第9話、放送されましたね‥‥
なんか、今回は終わってから、「わーー!!来週が気になる!!きゃーー!!」ってテンションにどうしてもなれないんだ‥‥いや、来週は気になるんだけどさ‥‥。

ちょっと、いやかなり?批判的な感想になってしまってますので、嫌な方は回れ右してくださいねm_ _m

 

まずはあらすじから‥‥

 

★★以下、ネタバレ注意~★★


順子(深田恭子)は、匡平(横浜流星)が休んでいた遅れを戻すため、順子の部屋を開放して美香(吉川愛)、牧瀬(高梨臨)と一緒に勉強会を開いていた。そこに突然雅志(永山絢斗)が現れた。いつになく思いつめた様子の雅志に、順子は匡平のこと、牧瀬のことを聞き出そうとするが…。
12月になり、親戚の結婚式があり久しぶりに親戚が集合し、帰りに春見家に立ち寄った。話すことは、30歳過ぎていまだ未婚の順子と雅志の結婚話に…。いたたまれなくなった順子と雅志は、順子の部屋へ避難するが、そこで雅志は順子に決死のプロポーズをする。

 
新年を迎え、新学期になった南高校には、心機一転し受験に本腰を入れた匡平が登校してきていた。山下(中村倫也)は、匡平の受験に向かう姿勢を褒め励ますが、匡平は前から気がかりだったある事を山下に聞いてみる。

いよいよセンター試験まであと7日となった。センター試験前の塾での授業を終えた順子は、匡平と美香に連絡先を教える。
一方、「ハングリージャングル」で匡平と美香に勉強対策をしていた牧瀬の勉強会も最後の日となった。しかし牧瀬が席を外した時に、ゴリさん(皆川猿時)から雅志と順子が結婚すると聞いた匡平は…。
(以上、公式サイトより引用)

 

上にある、匡平が山下に聞いた「ある事」とは、
以前、順子の家の前で、早朝に山下と順子が一緒にいた時のこと。
まあつまり、山下と順子がどこまでいったのか(笑)が気がかりだった訳ですが、山下から「何もねぇよ」と返され、ほっとするゆりゆり。

しかしほっとしたのもつかの間、ゴリさんがやらかしてしまう‥‥。
店で「雅志からプロポーズされた」という順子の言葉を聞いたゴリさんは、勝手に「雅志と順子ちゃんが結婚するんだ‥‥」と早合点。
そして、ゆりゆりとエトミカに、「順子ちゃんが雅志からプロポーズされて、結婚する」と話してしまう。

 

動揺したゆりゆりは、順子に電話をかけるが、タイミング悪く雅志と食事していて、スマホをバッテリー切れさせていた順子にはつながらない。

で、「会いたい。塾で待ってる」とメッセージを残し、寒空の下、塾の前で順子を待ち、結果、センター試験前に風邪を引いてしまう(T_T)

ここで、ゆりゆりパパの見せ場。「息子の一大事にコネ使って何が悪いんだよ」と、深夜だけど医者に診てもらえるよう手配してくれた模様。汚職疑惑の一件が、逆にわだかまりを解消するきっかけになったんですね。

 

で、センター試験当日、病み上がりながらちゃんと試験を受けたゆりゆり。

一次の結果を待つ間に、あの「約束の日」‥‥ゆりゆりの誕生日、2月3日がやってくる。

マイヤン達やパパと一緒に、自宅で誕生日を楽しく祝い、つかの間の休息。

そして、晴れて18歳になったゆりゆりは、順子に「好きです。春見先生のことが好きです」と告げ、順子を抱きしめる。

思わずゆりゆりを抱きしめ返し、「気持ちに応えたい」と心から思った自分に動揺する順子。

 

そして、国公立一次の結果発表日。山王ゼミナールで待つ講師陣のもとに、エトミカ京大一次通過の報が入る。由利くんは!?と、ネットで合否を調べていると、がらりと講師ルームの扉が開き、ゆりゆりが登場。

「由利匡平、東大一次、通過」

喜びに沸く山王ゼミナール一同。順子だけでなく、塾長や他の先生とも喜びを分かち合う。

 

そして運命の二次試験の日。順子と試験会場前で待ち合わせていたはずが、時間になっても順子が現れない。

美和に電話したゆりゆりは、「順子がバイクにはねられた」と聞かされ、激しく動揺する。

しかし、自分の合格を心から願っていた順子を思い出し、携帯の電源を切り、試験に臨むのだった‥‥。

 

★★

以下、感想。 

 

‥‥うーんとね、ラストの数分までは、何も文句なかったんだ。

雅志のキスとかプロポーズとか、ゆりゆりの告白とか、東大一次通過とか、色々盛りだくさんで忙しいィ~ってなってたけど、それはまぁいつものことだし。

むしろ、8話ではゆりゆりの笑顔があまり見られなかったけど、9話では無邪気に笑うゆりゆりがたくさん見られたから嬉しい!!と思っていた。

 

‥‥ただね‥‥ただね‥‥。

言葉を選ばずに書くと、「二次試験の日に順子が交通事故」という展開で、一気にテンションが下がってしまったというか‥‥。

ここまですごくドキドキしながら、ときめきながら、毎週楽しみにしていただけに、

「そういう展開!?」って、なんか芸人さんばりに、ガクーッて椅子から転げ落ちるリアクションをしたくなったというか‥‥笑

 

なんだろうな、あの展開で私はすごくモヤモヤしてしまったんだけど、それが何故なのかと考えると、

「話を進めるために、都合よく色んな事件が起こり過ぎてる」からかなぁ、と思いました。

これは8話の山下先生のくだりの時からちょっと思ってたんだけど、

うまく大団円に持っていくために、急いで色んなことを起こしすぎてる感じがしてしまって。

1話~7話くらいまでは、何も考えずにすごく楽しめたんだけど、

8話・9話で、「あぁ、最終回近いから先を急いでるのかな‥‥」とか、

なんか、制作側の意図をすごく感じてしまって、少しテンションが下がってしまったのかもしれない。

 

あと、最後のシーンで、順子が手術室でチューブみたいなのくわえさせられてる姿も、ショックで心が痛くなった‥‥T_T

そういうドラマだったっけ!?っていう‥‥。

そんで、「命に別状はない」って言う割に、大手術みたいな雰囲気になってるけど、どういうことなんだろう‥‥笑

 

私の中での「はじ恋」は、何も考えずに手放しで楽しめて、わーってときめくことが出来て、最後には「さぁ明日からまた頑張るか!」ってパワーをもらえるドラマだったので、

8話の山下先生の犠牲や、9話のあの事故展開で、ちょっとモヤモヤしてしまったのかもしれないです。

さんざんときめかせてもらっておきながら、こんな文句言うなんて‥‥と自分でも思うんだけどさ‥‥なんだろ、久々にハマった大好きなドラマなだけに、変に熱が入っちゃうのかな。

 

でも、最終回で全てがスッキリするって思いたい。皆が笑顔になれるハッピーエンドが見たいな。

 

もうラストに全部持っていかれてるので、他の部分についての感想が書けないんだけれども、

雅志は8話・9話で本当に男を上げたな!!と思います。

ゆりゆりの一次通過も声上げて「よっしゃーーー!!」って喜んじゃってさ‥‥普通、恋のライバルの幸せを手放しで心から喜べないよ。なんて良い奴なんだよ‥‥。

8話くらいから、雅志はゆりゆりの兄ちゃんに見えますね。笑

 

雅志は絶対に、良き夫・良きパパになると思う。

仕事はできるし、でも順子を最優先にしてくれるし、絶対大事にしてくれるし。

私はゆりゆり派なので、ゆりゆりにときめきつつも、

「現実的に考えると雅志だな‥‥いや、でも海外への転勤はな‥‥」とか考えてしまう穢れたアラサーですよ‥‥。

 

 あと、9話ですごく良いなと思ったのは、

原作の漫画で出てきたときめきシーンが、うまく盛り込まれていたことですかね。

ゆりゆりの、「春見のこと、めちゃくちゃそういう目で見てる」って発言とか、漫画では別のエピソードで出てきてたけど、うまく盛り込んでくれた!って沸いた。

順子がゆりゆりを抱きしめ返す展開とかも、文脈は変わってるけど、ちゃんとポイントを押さえてくれていて、そこはすごく見ていて楽しかったな~。

 

来週の最終回は、楽しみだけどちょっと不安。

「順子のために、大切な仕事を捨てて駆け付けた雅志」と、

「順子ではなく、受験を選んだ匡平」っていう対比になるんだろうけど‥‥。

でも、ゆりゆりが二次試験の受験を選んだことは、全く間違ってないよ‥‥T_T そこを引け目に思うなーーーー!!順子のためでもあるんだから!!

 

とりあえず皆幸せになれ!!来週!!笑

 

読んでくださってありがとうございました!