おうちこもり子のドラマ・映画評

主にイケメンの出るドラマや映画についてレビューしてます。

「初めて恋をした日に読む話」第7話 美和着用ワンピはMALICE MIZERのMana様のブランドだった!

7話の余韻も醒めやらず、リピートして観ている今日この頃‥‥
衣装関係で、テンションの上がる情報が!

まずはこちらのツイートをご覧ください↓

 

 

そう!
7話、「ハングリージャングル」のハロウィンデーで、
安達祐実さん演じる美和が魔女のコスプレをしていますが、
美和が着ているワンピ、なんと

ゴシック&ロリータの伝道師ともいえる、MALICE MIZERのMana様がプロデュースするブランド
Moi même-Moitié (モワメームモワティエ) の「レース十字架ワンピ」だったのです!


Paraviはスクショできないので、画像はお見せ出来ませんが‥‥
胸元に白いレースが十字架のようにあしらわれた、上品な黒のワンピースでしたね♪

 

私、Mana様のこのツイートを偶然見て、
二重の意味で感動しました‥‥

 

一つは、「Mana様が『はじ恋』をご覧になっている!?」ということ。笑

もう一つは、「はじ恋」スタッフの皆さんの、衣装へのこだわりです。


一つ目の方から詳しく!

 

Mana様といえば、多くのヴィジュアル系バンド&バンドマンに絶大な影響を与えた、
MALICE MIZERのギタリスト。
今の10代や20代の方々の中には、知らない方も多いかもしれませんね‥‥
かつて、Gacktさんがボーカルを務めていたバンド、といえばわかりやすいでしょうか。
クラシック音楽とロックを融合させたような独自の音楽性と、メンバーの耽美な衣装、徹底した世界観で人気を集めました。

 

Mana様はそんなMALICE MIZERのリーダーで、作曲も多数手がけられていました。
お姿は、いわゆる「女形」(※ヴィジュアル系バンド内で、女性的な衣装やメイクをするメンバーを指す)。
表舞台では決して喋らず、「通訳」に耳打ちして通訳経由でしゃべるなど、耽美なイメージを徹底していらっしゃいました。
今はMoi dix Moisというソロプロジェクトとして活動していらっしゃいます。

 

マリスがテレビに出まくっていた頃に小~中学生で、「素敵!!」と熱狂していた私としては、
Mana様が「はじ恋」をご覧になったことに、感銘を受けてしまいましたよ‥‥
なんか、カリスマ的存在の人が、自分の推してるドラマを見ていた!!親近感!みたいな。笑


で、二つ目の、「はじ恋」スタッフの皆さんの衣装へのこだわりについてなのですが‥‥

今って、「ゴスロリ風」なお洋服だったら、けっこうどこでも手に入りますよね。
それこそドンキに行けば、数千円で、黒地に白レースのついたワンピースなんて買えちゃうし。
amazonとか楽天とかでも、「ゴスロリ」とかで検索すれば、1万円以下でいくらでも「それっぽい」お洋服が手に入る。

 

でも、そこをあえて、
Mana様プロデュースのブランドのお洋服を選び、美和に着せたところに、
はじ恋スタッフの皆さんの、細部へのこだわりを感じてしまうんです‥‥!

 

Mana様のブランド、モワメームモワティエに限らず、
単なるコスプレではなく、ファッションとして、お洋服としてゴシック&ロリータを扱っているブランドは、
概してお値段がまぁーー高いです。
ジャンパースカートやワンピースで、2万~4万円の間くらいとか。下に着るブラウス(1万~2万くらい)を揃えて、靴とバッグも、ヘアアクセもそれなりのものを揃えれば、10万とか平気でかかるんじゃないかな。

 

でもその分、繊細なレースを使ってるし、生地もこだわってるし、やっぱり綺麗なんですよね。

 

はじ恋の場合はドラマだから、別にお金の問題はないのかもしれないけどね。
でも、一瞬しか映らない、魔女のコスプレですよ。
別にそんなにこだわらなくたって良かったと思うんです。
実際、上半身しか映っていないんだし、それこそ「ゴスロリっぽい」お洋服でもごまかせたでしょう。

 

でも、そこをあえて、
ゴスロリのカリスマ」と称されるMana様のブランドを使ったこと!
ここに、スタッフさんの愛を感じるというかね‥‥勝手に「プロ意識ぃ~!」と思っちゃいましたよね。

 

Mana様は、ゴシック&ロリータなお洋服が好きな女の子たちにとっては、神様みたいな存在だと思うんですよね。
ゴスロリというファッションジャンルが普及したのも、Mana様の功績がとっても大きいと思いますし、
海外でも活躍され、世界にゴシック&ロリータを広めていらっしゃいます。

 

たとえ一瞬しか映らなくても、そんなMana様のブランドを調べて、衣装として借りてくる、その労を惜しまない姿勢‥‥
あの一瞬のハングリージャングルのシーンにも、そんなドラマが隠されているんだなぁ‥‥と、勝手にしみじみしてしまいました。

 

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まぁ、なんでこんなに熱弁してるかって、

かつて私もモワティエを買ったことがあったからです。笑

これはノベルティか何かでもらったミラー。黒地に青が素敵!